一般的にセキュリティソフトは指定のウイルスを駆除するブラックリスト方式型と、任意のアイテムだけを許可するホワイトリスト方式型があります。ヴィスコでは、データの保護から運用体制、プライバシー保護まで、包括的なアプローチで安全性を確保し、最高水準のセキュリティ対策を実施しています。(Trellix Endpoint Securityを採用)
ヴィスコは、セキュリティ対策として外観検査装置の実行速度に影響を与えず、製造現場のセキュリティ対策において高い信頼性を提供するホワイトリスト方式を採用しています。理由は大きく分けて2点です。
ウイルスには、人為的なミスによって拡散するリスクが伴う場合があります。しかし、ホワイトリスト方式を採用することで、このリスクを効果的に防ぐことが可能です。例えば、ウイルスに感染したUSBメモリを(知らずに)対象の画像処理検査装置に接続してしまう場合、ウイルスが媒介される恐れがあります。しかし、ホワイトリスト方式では、あらかじめ許可された安全なプログラムのみが動作するため、ウイルスの拡散を防止できます。
当社の画像処理検査装置は、世界各地のさまざまな環境で使用されています。そのため、未知のウイルスやブラックリストに未登録のウイルスであっても、ホワイトリスト方式を採用することで、安全と認定されたプログラム以外は起動しない仕組みを構築し、確実なセキュリティ対策を実現しています。
これらの理由から、当社はホワイトリスト方式を採用し、お客様に安心して製品をご利用いただける環境を提供しています。
私たちは、外観検査・画像処理検査に関するエキスパート集団です。単なるメーカーではなく、画像処理アルゴリズム、光学技術、電気・機械の知識と経験を兼ね備える外観検査・画像処理検査装置メーカーとして、総合的なコンサルティングも可能とする、開発型エンジニアリング企業です。