生産現場に行かずにVTV-9000の検査画面をリモートで確認し、過去に実行された検査を高度な条件検索機能で閲覧できます。設定済みのタスクを他のVTV-9000に一括でインポートなど、現場で遭遇する様々な課題を解決します。
VTV-QCS は、VTV-9000 上で実行されるプログラム群(QCS サーバー)と、サーバーパソコン上で実行されるプログラム群(コントロールサーバー)で構成されています。これらのサーバーと監視するためのWebブラウザを実行するパソコンが同じネットワーク(LAN)に接続されることで、基本的な運用が可能になります。
「デバイスモニター」機能で、VTV-9000 の現在の運転状況を監視。運転状態、アクティブタスク、判定結果、検査カウンタ、検査時間を確認することができます。連続NG発生・検査時間超過・OK下限超過・NG率上限超過などあらかじめ設定した条件に達すると画面上に警告を通知できます。
さらに「リモート接続」機能を使うと、選択しているデバイス(VTV-9000)の検査画面が表示され、デバイスを操作することができます。
過去に実行された検査の判定結果や処理時間および検査画像を閲覧できます。日時、タスク名、グループ番号、タスク番号など様々な条件で検索が可能。
VTV-9000 上のタスクやファイルをクライアントパソコンにエクスポートし、クライアントパソコンにあるエクスポートファイルをVTV-9000 にインポートします。
複数のVTV-9000 から検査データを一括でエクスポートする、設定済みのVTV-9000 からタスクをエクスポートし、そのファイルを他の20 台のVTV-9000 に一括指定してインポートするといった活用が可能です。
管理対象のデバイスに対して、QCS サーバーやVTV-9000 システムソフトウェアを一括更新します(管理者専用)。設定画面からは各デバイスのQCSサーバーバージョンおよびVTV-9000バージョンを確認でき、管理工数の削減に貢献します。
なお、対応するバージョン以上のVTV-9000ならびにQCSサーバーがインストールされていることが条件です。
VTV-QCSで収集した検査データをVDAに取り込むことで、分析やグラフ化など、より詳細なデータ解析が可能になります。
対応機種 | VTV-9000ST、VTV-9000miniR、 VTV-9000mini、VTV-9000C、VTV-9000U |
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Version | 7.1.5 Build 2以降 |
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CPU | Intel Core i5以上を推奨 |
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OS | Windows7 Professional SP1 以降 Windows7 Ultimate SP1 以降 Windows10 Pro 以降 Windows11 Pro 以降 64bit版のみを対象。32bit版では動作しません。 |
OS言語 | 日本語/英語/中国語(簡体字)/韓国語 |
メモリ | 最低4GB、16GB以上を推奨 |
ディスプレイ解像度 | XGA(1024×768)以上 |
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