VTV-9000で、従来の画像処理検査とAI検査の両方を実行可能。従来の検査ツールとの組み合わせによって、双方の特性を補完し合うことで、外観検査をより強力に実行します。
ルールベース処理など、設定したしきい値をもとに判断するのが得意
不特定の箇所に出現する異物の検出など、曖昧な検査基準でも判断しやすい
VTV-AI Studioは学習モデルを生成するソフトウェアです。
VTV-9000で画像を収集し、VTV-AI Studioで学習します。作成された学習モデルはVTV-9000で処理が実行されます。
VTV-AI Studioで生成した学習モデルをもとに、AI分類ツールで入力画像を分類し、分類結果を出力します。形状が不定形なもの・光沢のあるもの・表面状態が一定でないものの分類に適しています。
従来の画像処理の場合、分類するルール(しきい値)が曖昧な物の良否判定は困難でした。AI 画像処理ならば、厳格なルールを設定しなくても、学習したルールに基づいた良否判定が可能です。
「OK」に分類された物でも、見た目にはバラツキがある
従来の画像処理では分類は困難
IF分岐ツールと組み合わせることで、検査対象の一部を分類し、分類結果によって検査内容が分岐するタスクを作成できます。
AI分類ツール
IF分岐ツール
ブロブ検査ツールで検出したブロブの中心座標を利用して、動的マルチ座標系ツールで複数の座標系を生成し位置決めを実行。それぞれの位置にある検査対象をAI分類ツールで分類することも可能です。
ブロブ検査ツール
動的マルチ座標系ツール
AI分類ツール
私たちは、外観検査・画像処理検査に関するエキスパート集団です。単なるメーカーではなく、画像処理アルゴリズム、光学技術、電気・機械の知識と経験を兼ね備える外観検査・画像処理検査装置メーカーとして、総合的なコンサルティングも可能とする、開発型エンジニアリング企業です。