エンボステープ内に収納された電子部品を高速処理で検査します。製品の有無、表裏、方向だけでなく、外観検査（傷、異物、欠け、印字不良）、計測検査（リード変形、リード測定や製品の幅・長さ）の検査ができます。
また、シール品質の検査も合せて検査する事もできます。
従来の検査方法では検査要求に応えることが困難だった課題を、ヴィスコの超深度カメラがその問題を解消。
斜めから撮像しても全面にピントが合う特長を利用することで、一度に多数ピンを検査し、真上からのカメラは見えない欠陥を検出することが可能になりました。
また、高速カメラに対応するVTV-9000miniRとの組み合わせにより検査時間を短縮することで、タクトタイムを削減することに貢献します。
従来のプレス品検査では、打痕の検出が困難でした。
また、端子の上下振れやねじれは、横にカメラを設置しないと検査できず、スペースが課題でした。
独自の照明技術とソフトウェアを駆使することで、正面からの撮像で寸法検査だけでなく、打痕、傷、端子の上下振れ、ねじれ、緩やかな折れの検査を複合的に検査する事が可能になります。
micro SDカードスロットの色が数色あり、単色の照明では色の変化に対応できず、白色照明では細かい不良の検出が困難でした。
ヴィスコではRGBそれぞれの照明色を切り替える事で、対象製品の色が変わっても、検出のしやすい色で検査を提案。
その結果、対象製品の色が変わった場合も、どの色でも同レベルで、打痕、傷、異物の外観検査を簡単に行う事ができます。
トレイ上に並んだコネクタの個数カウント、製品の表裏・方向判別、収納漏れによる製品有無の検査を行います。
対象エリアが広い場合、均等に光を照射する事が難しく、中心と周辺の写り具合が変わる事が課題になりますが、写りのバラツキを少なくする照明ノウハウと明るさの変動に強い特徴を持つ、ヴィスコオリジナルの位置決めツールGradFinder®で形状を判別する事ができました。
コネクタの端子先端が尖っていたり、平らであったりと多様な形状をしており、従来の方法（レーザー計測）では安定して検出する事ができませんでした。
ヴィスコの超深度カメラで斜めから撮像し、先端の形状を捉える事で、この問題を解消。
2D検査用のカメラ1台で端子の真位置度検査、3D検査用のカメラ2台で高さ検査を、画像処理検査機のVTV-9000miniを1台で複合的に検査することで、コスト削減に貢献します。
車載用コネクタの組立工程での端子の真位置度検査をVTV-9000で検査。
車載用で、コネクタのサイズが大きく、要求精度が高い検査を、高画素カメラを使って複数枚撮像し、画像を連結・合成をする事で精度の高い検査を提案。
精度の高い連結・合成のソフトウェアと高画素画像を扱っても検査速度が落ちないパワフルな画像処理機で大型コネクタの検査を実現します。
EV車載用コネクタはサイズの大きいコネクタですが、左端または右端にキャビティ番号が入るため、コネクタ全体を撮像する必要でした。
その上、製品サイズに比べてキャビティ番号は小さく、奥まった箇所にあるため、照明技術と高画素カメラの選定により検査を実現。
ヴィスコの豊富なカメララインナップが、御社製品に対して検査においても、コストにおいても、最適な条件を選定して提案いたします。
画像処理検査装置の導入を検討しているけど、
具体的にいつ・何を・どのようにすればいいのか分からない、
そのようなお悩みを図解で分かりやすく解決します。
私たちは、外観検査・画像処理検査に関するエキスパート集団です。単なるメーカーではなく、画像処理アルゴリズム、光学技術、電気・機械の知識と経験を兼ね備える外観検査・画像処理検査装置メーカーとして、総合的なコンサルティングも可能とする、開発型エンジニアリング企業です。
